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退職金・企業年金レポート
Vol.15 (2005/2/1配信)
確定給付型と確定拠出型の違い

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1.退職金(企業年金)の額の決め方

退職金(企業年金)制度は、おおまかに分けると確定給付型と確定拠出型の2つになります。確定給付型とは、将来もらえる金額が決まっている制度です。つまり、「会社に何年勤めると退職金の額がこのぐらいになりますよ!」という制度です。多くの企業でみられる一般的な制度で、退職金といったらこの制度でできているとイメージされます。

もう一方の確定拠出型は、新しい制度で、毎月退職金を支給するための積立するための金額が決められているものです。しかし、将来支払われる金額は確定していないという制度です。運用がよければ金額が増えるし、運用が悪ければ増えません。将来どの程度の金額になるかがまったく分からない制度です。

2.確定給付型のメリット、デメリット

それでは、確定給付型のメリット、デメリットをまとめてみました。

企 業 メリット [1]長期勤続を勧める効果がある。
デメリット [1]退職給付債務が発生する。
[2]企業負担が明確でない。
従業員 メリット [1]年金額が安定している。
[2]老後の生活設計を立てやすい。
デメリット [1]転職の阻害要因となる。

企業側は退職給付債務の発生が大きな問題となっています。このことから企業負担が運用によって左右され、企業の「隠れ債務」ともいわれています。これらの問題を回避するために新たに新しい制度ができました。それが、確定拠出型の制度です。

3.確定拠出型のメリット、デメリット

次に確定拠出型のメリット、デメリットをまとめてみました。

企 業 メリット [1]退職給付債務が発生しない。
[2]人材確保に効果的である。
デメリット [1]長期勤続効果が弱まる。
[2]社員の忠誠心が抑制される。
[3]運用が社員任せなので、仕事への影響が発生する。
[4]事務負担がかかる。
従業員 メリット [1]運用次第では金額が増加する。
[2]ポータビリティがあり、転職しても影響がでない。
デメリット [1]将来のもらえる金額が不明である。
[2]運用に失敗すれば金額が少なくなる。

この制度は、企業にとっては退職給付債務が発生しないので、企業の負担感は軽減されたものになっています。一方、ストックされていく資金の運用を従業員自身が投資先を決めて、責任を持たなければならないので、従業員の負担感は大きくなります。実際にこの制度を導入している企業に聞きますと8割強の従業員の方が、元本が確保される商品に投資を行い、金融相場に変動する商品を選ぶ従業員の方はあまりいないということでした。

いずれの制度を選択するにもそれぞれのメリット、デメリットがあるので、よく検討しましょう!


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